学院概要

和整體学院とは

 

和整體学院とは日本古来の治療技術(手当て)に加え、時代の変化に伴う様々な環境変化などの問題が人体に与える影響を俯瞰して捉え、進化し続ける治療法(和整体)を治療家だけでなく一般の方にも広め、社会全体の健康意識を改革するための学院です。

 

 

 

代表挨拶

こんにちは、代表の長谷です。

私は一般社団法人日本手技協会の代表理事として整体の団体を運営しています。

「和整体」は日本古来から伝わる「手当て」をベースに時代に合わせて進化し続ける施術法です。

その治療技術や治療哲学、セルフケア法など日本が世界に誇る施術法を治療家の方だけでなく一般の方も学べる場が「和整體学院」です。

カリキュラムを見ると見慣れない言葉や難しい専門用語などが出てきて自分にできるか不安という方もいるかもしれません。
ですが難しく考える必要はありません。

当学院で学ぶ内容はお腹が痛いときにお腹を擦るような「手当て」の延長に過ぎません。

少ない刺激で最大限の効果を発揮する、それが和整体です。

自分の健康を守る、家族の健康を守るということがもっとも重要であり全ての始まりです。

当初は治療家の方向けにスタートしましたが、最近では家族を健康にしたいという一般の方も増えてきました。

この健康に対する意識が広まり、まずは皆さんの周りの人が健康になり、さらには社会全体が健康になることが理想です。

治療家の方、これから治療家を目指す方、自分や家族の健康を守りたいという方をお待ちしております。

 

 

学院理念・目的

「社会全体の健康に対する意識改革」

当協会は「健康」に対する認識を変え、自分の健康は自分で守るという社会を創造することを目的としています。

日本の人口は、1950年から2010年の60年間で、9,000万人から1.5倍の1億3,000万人に増加しました。治安の良さと、医療の発展で、平均寿命は世界一、乳児死亡率は世界最低です。ということは、日本は、「世界一健康」な国なのでしょうか。
答えはもちろん「否」です。
1950年から2010年まで、この60年間の医療費の推移に着目してみると、1950年に2,400億円だった医療費は、2010年には37兆円にまで膨れ上がりました。人口は1.5倍の増加率に対して、医療費は155です。

時代は移り変わり、時代によって生まれる様々な問題。
大気汚染、食品添加物、電磁波、薬害、精神的ストレスなど数十年前と比べて人体へ影響を及ぼす問題は増え続けています。

うつ病やガンの増加、子供の3人に1人はアレルギーがあると言われるような今の時代で自分の身体を守るために必要なものは何か。

世に溢れる健康法や治療法、身体に良いと言われる食品の数々、毎日のようにメディアが健康情報を取り上げ、情報が錯綜する中で何を信じれば良いのか。

社会全体を変えていくには、まず一人ひとりが自分の健康に対する認識を変えていかなくてはいけません。

病気を作るのは時代か、自分たちか。

治療家の質が上がれば患者さんの健康意識が上がる。一般の方の健康意識が上がればそれに対応できない治療家の意識も上がる。
この相乗効果により社会全体の健康を底上げしていきます。

 

 

学院が描く未来

「慢性症状は治療院へ、急性症状は病院へ」

当学院はこの認識を日本のスタンダードにすべく、業界に革命を起こしていきます。これは治療院業界だけでなく社会全体の健康に対する意識改革が目標です。
「病気」や痛みシビレなどの様々な身体の不調はどこから来るのでしょうか?
“症状”として現れる様々な不調は全て身体からの警告サインです。意味のないサインは一つもありません。
熱が出る、咳が出る、血圧が上がる、アトピー症状が出る、生理痛がひどい・・・
全て身体からのサインです。

薬で熱や血圧が下がったら解決でしょうか?

薬が悪いと言っているわけではありません。
大切なのは「なぜその症状が出たのか?」を考える意識を持つということです。

症状にばかり気を取られて対処しているだけでは雨漏りして垂れた水をひたすら拭いているのと同じです。なぜ雨漏りしたのかを考え、雨漏りを直さなければ解決にはならないのです。

慢性的な症状や生活習慣病は自分を変えることでいくらでも改善していきます。
そのサポートをするのが治療院の役割です。

急性症状や緊急を要するものは病院へ。

自己管理やセルフケアを行うことで改善できることはたくさんあります。
それは結果的に医療費の削減にも繋がり、本当に緊急を要する人がスムーズに処置を受けられるなど様々な利点が生まれます。

内臓に対する手技やセルフケアを行うことで内臓機能は上がります。
それに加えて日常生活の見直しをしていけば症状は改善し、病気の予防にも繋がっていきます。

「慢性症状は治療院へ、急性症状は病院へ」

これが当学院の描く未来です。

 

 

治療家の方へ

「どんな疾患の患者さんが来院しても逃げずに向き合い結果を出す」

一流の治療家に求められるのは「結果」です。

その場しのぎではなく本当にその人を健康にする。それが治療家にとっての使命であり、義務でもあります。

なかなか治らない患者さんを何とかしたい、筋骨格系の治療だけでは対応しきれない、歪みを矯正してもすぐに戻ってしまう。
そんな悩みを持った治療家の方が当学院に来られます。

最近では治療家だけでなく医師や歯科医師、医学博士、歯学博士、薬剤師、助産師など様々な医療系の方が受講されています。

まず大切なことは人間の身体を俯瞰して捉えるということです。

筋肉や骨格だけでなく脳や神経系、内臓や栄養など様々な視点から身体を捉えることが重要です。

手技で脳や内臓の状態を良くするなんてできるわけがないと思われるかもしれませんが、当学院ではもう当たり前のことです。

例えば当学院の卒業生の集まりの中の会話で誰かがアトピーを治したと言っても驚く人は誰一人いません。
良かったねと一言。ただそれだけです。

治療哲学や理論、技術を学ぶとなぜ治るのか、なぜ自信を持って治療ができるのかがわかります。

長年病気や慢性的な症状、治療法がない疾患などで悩んでいる方はたくさんいます。

私達だけでは対応しきれないほどたくさんいます。

そのために同志を募ってより多くの患者さんを救うべく活動しています。

集客するためにはどうするか、売上を上げるためにはどうするかと考える前に大前提として「治療家である」ということに自覚を持ち、かつ誇りを持ち結果を出すということに全力で取り組まなければなりません。
何よりも治療を楽しめる治療家になることが大切です。

 

 

一般の方へ

当学院には他業種の方や主婦の方など治療未経験の方が多数来られます。
最近ではクラスの約半分は治療未経験者というほど増えてきています。

もちろん転職して治療家になりたいという方も多いですが、一番多いのは「家族の健康を守りたい」という方です。

ご両親が病気であったり、お子さんがアトピーだったりと理由は様々ですが、家族のためにという方が本当に増えてきました。

全くの素人ができるようになるだろうかと不安な方も多いと思います。
当学院でお伝えしている治療法は治療未経験の方でも結果の出せる再現性の高い治療法です。

治療家を目指すことが全てではありません。

まずは家族や親戚、友達など自分の身の回りの人を健康にできれば、自ずとその健康に対する認識が広まり社会全体が変わっていきます。

もちろん卒業後に開業して現在も活躍されている方もいます。

自分の健康や家族の健康を目的としたセルフケア法をお伝えしている講座もあります。